歌手「夏川 玲」の日常を、気取らず気ままに書き綴った日記です。

そんでもってとんこつスープその後
現実逃避の手段だったとんこつスープ。

「げんこつ」と呼ばれる豚の骨を入手しなければならないわけだが、
昔、シェルティという種類の犬と暮らしていた頃、
当時住んでいた近所の肉屋で牛骨をわけてもらっていた。

ある時、「玲ちゃん、今日は牛が無いんだよ。
豚ならあるよ。ちゃんと加熱すれば大丈夫だよ。」と言われ、
いわゆる「げん骨」を受け取り、
ボイルしたら凄く臭くて、酷い目にあった事がある。
「とんこつだもんな、そりゃそうだ。」と
しみじみ思ったのを思い出す。
愛犬は喜んだが、美しい毛並みの美人の愛犬の口が、
臭くなって悲しかった。

今の住まいの近所に、こだわりの肉屋がある。
ベーコンを作るときに切り分けてもらったりする。
肉に関する薀蓄を語り始めたら止まらないオヤジが営んでいる店だ。

ここならげん骨を分けてくれるだろうと思って立ち寄ったが、
「何本欲しいの?」
「せめて3本は・・・・。」
「駄目だね。3本は出せない。」
「(なんで?)じゃ、いくつなら譲っていただけますか?」
「1本」
「じゃ、1本でいいです・・・。」
何だか威圧され、弱気な私。

とりあえず1本のげん骨を持ち帰り、
煮込み始めては見たものの、全然足りていない。
だって、野菜の香りしかしないんだもん。
私の様子を眺めていたボーイフレンドも、
「それじゃ全然足りないだろう。」と馬鹿にする。

そういえば、近所に業務用の肉の卸をしているところがあったはずだ。
散歩がてら訪ねて駄目元でお願いしてみた。
あっさりOK!

で、ここからは前回の日記の続きだ。
10時間以上煮込むと、骨はこんな感じになる。
最初に白く見えていた部分は全部解けてなくなってしまう。

骨が・・・・!?

関節の丸いところがまはじけて破れ、その後溶けてなくなる。
そうか、要するに私の大好きな白濁は、これらのコラーゲンや
カルシウムが溶け出したものだったんだね。
(当たり前だけど。やってみると実感できる。)
前の日記の骨と比べて!
こんなになってしまった。
野菜なんて跡形もない。

こんなになってしまった。

魚介スープと併せるのだが、魚介スープはボーイフレンドの担当。
彼は、煮干の頭と内臓の全てを取り除き、
近所の鰹節職人(削り職人)がいる店で買ってくる鰹節と、
昆布で出汁を取ってくれる。
私には真似できない。

私は麺担当だ。
まず、ラーメン専用粉に1%のかんすいと、塩を加える。
500グラムの粉に対して200CCの水を入れて練る。
でも、練っても練ってもパサパサでまとまらず、
仕方がないから30CC追加。
それでもパサパサしているが、仕事に行く時間になってしまったので、
一まとめにしてラップで密封。

帰宅後、ついこの間オークションで落とした
パスタマシンで麺作りだ。
パスタマシン♪
娘と私の足が写っているのはご愛嬌。

いや、パスタマシンがなかったら、こんなに硬い生地を
伸ばすのは無理かもしれない。
とりあえず数回伸ばして2ミリにしてみる。
結構大変だった。

これで、蕎麦、パスタ、うどん、ラーメン全てチャレンジしたことになるが、
難しくて奥が深いのは蕎麦、体力勝負なのがラーメンとしった。

何とか麺も完成♪
手打ち麺も完成!

そして、私は魚介スープととんこつスープを1:2で混ぜ、
醤油で味付けをしてみた。
付け合せには、げん骨を一本しかくれなかったオヤジの店のチャーシュー
(本当は自分で作りたいが、今回は買ってきた。
このお店のチャーシューは絶品なんだ。)
メンマ、なると、ごま油であえた白髪ねぎをのせ完成。

とんこつラーメン完成です!

今回、色々知ったことがある。
自分でやってみて、初めて自分が口にしているものが何なのか知るね。
楽しすぎる。

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八王子音楽院発表会終わる~!
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
今年は、地域の無料新聞に記事が掲載されたこともあって、
例年以上のお客様に来てもらえて嬉しい一日でした。

では、去年に引き続き私のクラスの皆さんへ。

Tsunamiを歌ったAちゃんは、まだ本格的に歌を始めて2ヶ月。
歌詞を間違えたところで崩れちゃうかと心配したが、
止まらずに、本来の魅力である伸びやかな声で、とても良かった。

夢破れてを歌ったMちゃんは、今回は会心の出来だった。
ミュージカルソングらしく、表情も歌い方も、
役になりきって表現していたと思う。

Frenesiを歌ったTさんは、初めてチャレンジするスペイン語を
見事にこなしてくれた。巻き舌もバッチリで練習の甲斐があった。

命をあげようを歌ったMちゃんは、流石にこの役をを、
高校の部活で演じただけのことはあった。
堂々と歌い上げてくれた。

Oh Happy dayを歌ったSちゃんは、
コーラス隊として我々猛者?を10人以上従え、
初々しい歌声で本当に楽しそうだった。

8年連続出場My winding roadを歌ったSちゃんは、
残念ながら直前に風邪を引いてしまったが、
それを言い訳にせず、熱演でよかった。

Carabanを歌ったCさんは、去年も本番で化けてくれたが、
今回も練習では見せなかったアドリブを見せてくれた。

オリジナルメドレーを歌ったSさんは、
2曲目のテンポが打ち合わせと全く違って少々可愛そうだったが、
ライブは何が起こるかわからない・・・ということを
身をもって感じてくれたと思う。

This Nightを歌ったSさんは、自作の曲をアレンジし、
打ち込みにもチャレンジした。途中どうなるか心配したが、
全て一人でやりぬいた。素晴らしいことだと思う。

トレモロを歌ったSちゃんは、これからが楽しみな逸材だ。
ちょっとした課題を見つけたので、また一歩前進してもらえると思う。

popularを歌ったMちゃんは、流石に役者さんだけのことはある。
ミュージカルの一場面を切り取ったような素晴らしい
パフォーマンスだった。

蕾を歌ったMさんは、どうも来る途中にトラブルがあって、
テンションを保つのが難しかったようだが、
負けずに歌いきった。しみじみした歌声でちょっとグッときた。

わがクラスのトリを務めたMさんは、難曲ピアソラのメドレー。
バンドネオンとの共演を果たした。
堂々と自分らしいパフォーマンスを披露してくれた。

大野元毅さんの素晴らしい伴奏で。
そして私。
去年のお酒天国で初共演した、マルチギタリスト大野元毅さんに
伴奏をお願いした。
私との演奏の前には、高校生バンドに混じってエレキでノリノリの
パフォーマンスを披露。
そして、私の突然の演出を快諾して下さり、
登場前にフラメンコの雰囲気たっぷりのソロを弾いてくれた。
相手の演奏を心から信用できていると、
物凄く緊張する私でも、伴奏者に心を委ねることができて、
非常に楽になれる。

音楽院の講師演奏は特に緊張する。
我々講師の仕事は生徒の皆さんが、
無事にステージに立ち、そして降りてくるのを、
サポートし見守ることであって、
歌手じゃないんだよね。

でも、この瞬間だけは「歌手」にならなければならない。
酷い歌では、生徒さんの信用を失うかもしれない。
見に来てくれている生徒さんの家族からガッカリされるかもしれない。

今年は、
ギターじゃなきゃ出来ない、
・フラメンコかっぽれ
一度ギターで歌い上げてみたいと思っていた、
・海から生まれしもの
を披露。

「海から生まれしもの」では、入り込んでしまい、
2番の後半からはギターの音が全く聞こえていなかった。
(時折そういうことがある。
あえて聞く必要が無いのだろうと思う。)
若いギタリストだが、私はこの人が出す音がとても好きだ。
私がそう思っているいることが生徒さんには伝わったみたい。
「来年は大野先生のギター伴奏で出演したい。」と、
沢山の生徒さんがラブコールを送っていた。
来年、よろしく~。

私も、大野さんとまた舞台上で戦えると良いな。

皆がどんどん上達する。
要求も高度になる。
私自身がスキルアップしないといけない・・・と強く思った。


現実逃避
サンディー作品集に感想をお寄せいただき本当にありがとうございます。
本人に必ずつたえます。

さて、中国旅行の続きはどうしたと聞かれるのだが、
明日は私にとって一年で一番バタバタする日なのだ。
それが終わったら更新するから待って。

とか言いつつ、超多忙からの現実逃避か、
かねてよりやってみようと思っていた「とんこつ」ラーメンスープ作りに
取り掛かってしまった。

今朝は、バンドネオンとのリハーサルに立会い、
そしてチェッカーズバンドのリハーサルに立会い、
ドラムをバラバラにする手伝いをして、昼過ぎに家に帰った。

明日に備えてのんびりすれば良いものを、
豚のげん骨を入手し、とんこつスープを作る気になってしまった。
げん骨
でっかいなぁ。愛用の包丁が完全に隠れる大きさだ。

まずは15分程度下茹で。
参った、血が沸きでてくる。
煮上がったら一度取り出し、血合いをたわしで擦り取る。
その後、ドリルを使って真っ二つに切るのだ。
ドリル登場
切るときに、煙の様に骨が粉になり、辺りは真っ白。
臭いし、粉だらけだしこれには参った。

そして、野菜と一緒に煮込むわけだ。
最初はこんな感じだ。最初はこんな感じなのだが・・・

沸騰すると、灰汁が出始める。
とっても、とっても、とっても出てくる。
灰汁との戦い
まさに、あくなき戦いだ。

煮込み始めて4時間が過ぎる。
待ちに待った「白濁」が始まった。
この頃には、骨の様子もずいぶん変わってきた。
スープも生臭いだけから、とんこつらしいコクが。
4時間煮込んだ

現在6時間というところ。
6時間煮込んだ
最低でも10時間は煮込まなくてはならない。
スープはどんどん減るので、その分水を足しているが、
それでも白く濁ってゆく。
野菜などは人参を除いて形は無い。

あ~、明日は八王子音楽院の発表会だ。
朝から皆のリハーサルに立会い、自分も出演し、
(今年はギタリストの大野先生とご一緒します。)
まさに一日走り回らなくてはならない。

スープも続きは明日にして、
そろそろ寝ようかと思う。

キンカ堂その後(編集しなおし)
どうにも携帯から日記を書くと、
慣れていないせいか読みにくい。

ということで、先日の日記に突然の倒産してしまった
キンカ堂の話を書いたが、
たまたま前を通りかかったら、人だかりが出来ている。

キンカ堂の入り口で

何だろうかと思って近づいてみると、
私のように突然の閉店を悲しむ人たちのメッセージが貼り付けられている。
店員にさえ知らされていなかったという突然の倒産。
どうやら、オーダーで洋服を作っていた売り場の元店員が、
受けた注文については個人で責任を持とうとして、
「お品物についてのお問い合わせは下記に。」と、
自分の名前と住所を書いた紙をは貼り付けたのがきっかけのようだ。

中には、意味の無いくだらない張り紙もあるが、
大抵はお礼の言葉や、思い出話だ。
惜しむ声


私もとても寂しいと思ったが、同じ思いの人がこんなに・・・・。
ちょっとグッと来ちゃった。
ネットショップは別会社として運営していたとかで、
倒産を免れた。

「ユザワヤあとを頼む!」なんて書き込みを見ると、
ちょっと笑える。




アカペラナイト(帰り道に再会劇)
今日は、錦糸町のアーリーバードさんでのライブ。
毎月何らかの企画を敢行しているが、
(いけてないときもある。)
今夜は、地元錦糸町で頑張っている若者を応援するってことで、
4人組のアカペラコーラスグループの「ロイヤルミルクティ」の皆に来てもらった。

一昨日、ピアニストの(今日は欠席)斎藤美香りんと、
彼らのコーラスに駄目出しをしてアドバイスをしたので、
その曲の時には、こっちが緊張して変な汗をかいてもた。

んじゃ、私もアカペラで歌ってみるか・・ということで、
各ステージ、アカぺラも入れつつ、
若者に負けていないチャレンジャーステージだった。
今日いらしたお客さんは、珍しいものを見たと思う。

ベテランアコーディオニストの土生英彦さんからの
提案で、「イントロと間奏だけを弾いて、歌のところはアカペラ」にしてみたりした。

アカペラは難しい。
正しく歌っているつもりでも、
少~しづつ勝手に音程が上下する場合もあるから。
本番で、自分の音感が試されるなんて!!
ひぃ~・・・・!!

こんなに刺激的なステージは久しぶりかも。
音感テストにかろうじて合格って感じ。

因みに、アカペラで歌ったのは、
・水に流して
・酒友達
・暗い日曜日

私の息子だと言ってもおかしくないような男の子達が、
頑張っている姿を見て、
私もチャレンジするか~と思い、
アーリーでは初の弾き語りにチャレンジしてみた。

はっきり言って、こんなに長い爪で演奏するピアニストはいない。
前座ってことで、ご愛嬌、ご愛嬌。

無茶なのは最初からわかっていたけれど、
若いときに、彼らのように一生懸命歌っていた、
ミュージカル「アプローズ」から「ようこそ劇場へ」を選んだ。
変拍子バリバリよ。

巧く弾けなくても良いんだ。
年を取っても「チャレンジする気持ちは変わらん。」という
アタシという「人」としての姿勢っていうか、
それが伝われば。
弾き語りをする人ならわかってくれると思うけれど、
途中台詞があって、「いかん!やっちまったなぁ」って感じ。
弾きながら台詞って厳しいよね。

良くわからないうちに終わっちゃった。

・・・・・

帰りの電車で超驚いたこと。

最終電車で黒人さんが隣に立っていた。
かなり混雑していて、停車するた度にその人が迫ってきた。
(慣性の法則ね。)
どっかで見たことのある人だとは思っていたが、
吉祥寺を過ぎて車内がすいてきた時に、
「ねぇ・・??もしかしてKIYO(昔の芸名、アメリカの方は「カイヨ」と呼ぶ。)ちゃん?」と
声をかけてきた。
私をKIYOちゃんと呼ぶ人はそんなにいない。

やっぱりそうだった!
「AAA?」(当時、アントニー、○○、○ンダーソンだから、「AAA」って呼んで」と言われていた。)
「YES!!!」

何と!
私が学生時代にバイトしていたお店に来てくれていた人だった。
お互いの友達を連れ、渋谷に踊りに行ったりしたんだよ~!!!

しかしだ・・・・。
同じ車両に乗り込んだ全ての人がこっちを見るほどの、
大袈裟なハグとキスをしなくても。

ふと思った。
縁が無い人には会いたくても一生会えない。
でも、こうやって20年ぶりに会ってしまう人もいる。
20年の年月は見た目も変えるはずだ。
それでも、お互いにお互いを認識できた。
凄いことなんだ。

地球上にこれだけの人がいる。
20年ぶりに、同じ車両に、隣同士になる。
天文学的な数字かも知れない・・・。

大袈裟にハグしないで・・・という感情は日本人的なんだね。

「私」との再会をこんなに喜んでもらえて、
心の底から嬉しかった。
それなのに、私は彼との再会を彼に「再会を喜んでくれている」と
表現できなかったんじゃ悲しい。
開き直って、率直に表現しようと思った。

当時は英語で会話していたのに、
今夜は日本語だった。

当時付き合っていた彼女と結婚し、
4人のお子さんに恵まれたという。
これからは、家族ぐるみの付き合いをということで、
連絡先を交換して別れた。

AAAと一緒に踊りに行ったAちゃんに連絡してみよう。



動物と暮らすということ
私は動物が大好きだ。
特に私の犬好きは、自分でもちょっと異常かなと思う。
目下の夢は、アフガンかボルゾイと暮らすことだが、
愛犬が病気になったりすることを考えると、
大型犬は余程の覚悟が無いと無理だと思う。

近所のセントバーナードは、
獣医に行くのに台車を使って運んでいる。
そりゃそうだ。
持ち上げられるわけが無い。

さて、つい最近パピヨンのキキが入院し、
手術を受けさせたわけだが、
きき

今回はプードルのジャッキーが医者にかかった。
何でもないからこのまま放っておけば良いという
だけの話だったので良かったが、
ジャッキーは心臓が弱く、
何かあった場合でも手術が出来ない可能性が強い。
引き取ってきたとき彼はまだ2歳だった。
その当時も、心臓が弱いから去勢をしないように言われた。

今後何かあった場合、手術をするという選択をするなら、
助からないという確立が高いと自覚するように言われた。

考えてみればもうすぐ12歳。
いつ何が起こってもおかしくないとは思っている。
ジャッキーは大事な生育期に劣悪な環境にいた子だし。

引き取ってきた日、彼に言った。
「お前はもう大きくなっているから、
私といられる時間は短いかもしれない。
でも、少なくとも10年はあるから。
これからずっと仲良くしようね。
お前が死ぬまで必ず大事にするからね。」と。

長い時間が有るはずだった。
でも、気がつけばあれから今年で10年目。
どんなに可愛がっても、どんなに愛しても、
彼らが目の前から消えていなくなる時が迫りつつあることを、
嫌でも思い知らされる事が多い。
それは案外あっけなく訪れるのかもしれない。

生きている間に与えてもらう喜びと、
老いに付き合う哀しみと、
見送る悲しみと。

全て、動物と生きる醍醐味。
きっとまた私は動物と暮らすことを選ぶだろう。

長生きしておくれ。
甘えん坊





紹興で紹興酒を飲んだ!②写真は来週追加します。
紹興酒は度数が高い割りに、
悪酔いもしないし、翌日に残らない。

この日は、中国4大美女「西施」の故郷を訪ねた。
彼女が洗濯をしたという川があったが、
ここでも、バシバシ棒で叩きながらの洗濯が行われていた。
昨日の川よりはだいぶ綺麗だが、
あれだけ叩いたら服が壊れるのでは無いか??

4大美女というが、
誰も見た事がないし、記録もない・・・らしい。
現代風の美女の人形が展示されていたが、
何となく白々しく感じるのは私だけ??

日本だと、施設内は掃除が行き届いていることが多いが、
中国の人は、あんまり綺麗にしようという気は無いみたい。

毎食、20種類くらいの料理が出てくるが、
この日の昼食は西施が食したという、
「西施美容宴」なるメニュー。
スッポンの姿煮やら、
「なんだこりゃ?」と思わず首をひねってしまう
見たことも無い食材が並ぶ。

お隣さんが「ホタルイカかな?」と言ったのは
引き抜いた鴨の舌だった。
これは何度か出てきた。

そして、お待ちかねの「紹興酒工場見学」だ。
紹興でも、全て手作業で作っているのは、
3ヶ所しか残っていないそうだ。

紹興の水で無いと、この美味しさは出せないという。
ガイドさんは、「水の都『紹興』」と言っていた。
確かに川というか水路が多い。
でも、水は超汚い。

ボーイフレンドが真顔で言った言葉を思い出した。
「紹興の水にだけ住んでいる特殊なバクテリアが
酒を美味しくするんだ。」
信じたくないが、あながち無いともいえない。

まず笹の葉などで甕を塞ぎ、
その上から泥をかぶせる。
それらも全て職人(私でも出来そう。)の手作業だ。

試飲会で出されたピーナツがやたら美味しく、
同じものを探したが見つからなかった。

ホテルまでは輪タクに乗ったが、
何せ、乱暴な車に混ざって自転車が走るわけで、
危険極まりない。
こんなところで死にたくないよお。

途中で降りて老街(昔からある古い街)観光したが、
その辺りは今も家にトイレが無く、
おまるに用を足して、
公共トイレにある専用の捨て場に無造作に投げ込みに来る。
見えないところに設置すればいいのに、
入り口に井戸のような穴があり、それに投げ込む。
投げ込む瞬間を目撃し、げんなり。
まぁ、昔みたいに川に捨てるより良いけど。

おまるは花柄の壷のようなものだった。

あまりに沢山の種類の料理を出されるので、
よほど印象に残ったもの以外は、
どこで何を食べたのか思い出せず。

もちろん、ホテルの部屋での宴は続く。


キンカ堂が破産してた・・・
昨日はニ週間ぶりに池袋の東口のスタジオでレッスン。
池袋駅は複雑で、沢山の出口があるのだが、
スタジオに行くときには、手芸用品や衣類を扱っている老舗
「キンカ堂」の中から地上に出ている。

時折定休日でシャッターが下りていることもあるが、
月曜日に閉まっていたことは一度もない。
珍しいなと思いながらじゃッターに貼られた紙を見ると、
「2月22日を持って破産いたしました。」の文字。

驚いて紙を眺めていると、
通りかかった女性が、
「社員には全く知らされていなくて、出社してきたらこれよ。」と
声をかけてきた。

手芸が大好きなので、
時間つぶしはもっぱらキンカ堂だった。
いつも沢山の買い物客でにぎわっていたから、
まさか、なくなるなんて思ってもいなかった。

昭和20年創業。
また一つ昭和の香りのするお店の歴史が終わった。
跡地は何になるかね?
まさか、もう家電の店はいらないし。
ドンキか?
それもやだな。




紹興で紹興酒を飲んだ!①
いつもお世話になりっぱなしの、
詩人の狩野敏也先生が企画する、
中国旅行に参加した。
例年は10月から11月に企画されていて、
毎年お誘いいただくのだが、
忙しくて参加できる時期ではなく、
「いつなら参加出来ますか?」と聞かれ、
「2月なら・・・。」とお答えしたら、
本当に2月にして下さったので、
万難を排して参加した。

世界二大美食街道「江南美食南路と美人宴の旅」という
長い名前の企画だったが、
「玲さん、紹興で紹興酒を飲みましょう。」という、
誘い言葉に一発でノックアウトされ、
出発前からそわそわした。

杭州の空港から紹興に移動するバスの中からみえるのは、
4~5階建てのサンルーム付きの豪邸ばかり。
これらは、農民の皆さんのお宅だとか。
豪邸に住んでいるのは3人~5人。
農家には課税されず、今郊外の農民は憧れの存在なのだとか。

途中、安昌古鎮に立ち寄り、古い町並みを散策。
あちらこちらで干物が売られている。

腸詰め

お馴染みの腸詰。
血液を入れるから真っ黒だ。
干しあひる

これはお店だが、民家の軒先にも何羽もの鳥がぶら下がっている。
まさに羽をむしっているという場面にも何度か遭遇した。

本と一緒に売られる豚の顔。

面白いなと思うのは、豚の顔と雑貨が一緒に売られている事。

怖くて買えない!

道端で焼酎が売られている。
ラベルが貼ってあるものもあるが、
写真のように、黄色く濁ってラベルの貼られていない
実に怪しげな品が私を手招きしている。
アルコールなら大丈夫だろうとは思うが、
最低でも1.5リットル買わなければならないと聞いて断念。

この町の中央には川(ドブ)が流れいてる。
濁っていてお世辞にも綺麗とはいえないが、
あちこちで布をバシバシと棒で叩きながら洗濯し、
その川ですすいでいる。
う~ん。どう考えても洗う前より汚れるだろう。

車の運転は皆荒っぽく、絶対に譲らない。
だから事故が異様に多い。
何度見たことか。
バイクはヘルメットを被らず、
3人乗り4人乗りが当たり前。

感じたままを書くのは難しいが、
計り知れないエネルギーと、
民度の低さが入り混じった妙な感じ。

4元(日本円で約70円)の紹興酒を買い込み、
狩野先生のお部屋で宴は毎夜深夜まで続く。


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