歌手「夏川 玲」の日常を、気取らず気ままに書き綴った日記です。

無事にお父さんを演じきる・・・。
菊池寛の「父帰る」の上演が終わった。
見てくださった認知症の老人から「悪いお父さん。」と握手を求められた。
「こんな悲しいもの見せられて嫌だった。」といつも文句ばかりだという方が、
涙を流しつつ文句を言って帰られた。(笑)

他の出演者の方には本当に申し訳ないのだが、
本番直前のリハーサルくらいからやっとエンジンがかかり始め、
本番でピークという、いつものパターンになってしまった。
直前のリハーサルで、突然これまでに無い部分で感情が抑えきれなくなり、涙を流し、
本番では鼻水まで垂らす有様だ。
(稽古の時には部分の確認をして、直前リハーサルで一人の人物としての流れを感じる事が出来た・・・という感じ。)

もちろんお稽古の時から一生懸命取り組んではいるが、
他の方は役者の経験があるので、私の様な極端なスロースターターは、
さぞかしやり難いだろうな・・・と。
まぁ、崩れてご迷惑をお掛けする訳ではないので良いか。

不思議だと思うのは、これまで出演したお芝居は3作になるが、
(リタと大学教授・食べるか喋るか・父帰る)歌の時はあんなに緊張するのに、
芝居は全く緊張しないという事だ。
芝居の方が経験が少ないから緊張しそうなもんなのに全然しない。
理由は全くわからない。

自分から積極的に芝居をやろうとは思っていないが、
またこんな機会があったら、挑戦してみようかなとは思っている。
しかし・・・疲れる芝居だった。

共演の皆様、見てくださった沢山のお客様、本当にありがとうございました!!


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菊池寛の「父帰る」でお父さんを演じる事に・・・・
流れに抗わずに生きていたら、(実に大げさ)
歌ではなく、なぜか芝居をやることが多くなってきてしまった。
一生懸命に取り組んではいるが、私には向いていないように思う。

先月の記事に少し書いたが、
菊池寛の「父帰る」の、お父さんを演じる事になってしまったのだ。
今回はたまたま女性しか参加者がいないので、
「背が高い人」というキーワードが台詞に出てくれば、
当然私がお父さんという事になる。

6人の参加者の中で、役者としての基礎を学んでいないのは私だけなので、
もしかしたら「父帰る」からは外されて、歌か朗読になるかなーと、
勝手に予想していたが、見事に裏切られお父さんに・・・・。

勝手に女房子供を捨てて家出をして、
年を取ってしまい、経済的に立ち行かなくなって、
20年ぶりに家族の元に帰って来るというダメおやじだ。
時代背景は今とは違うとしても、私個人としてはこのお父さんを
簡単には受け入れられない。

歌の場合は、受け入れがたい人物像の内容のものを、
選ばなければ良いだけの話なのだ。
芝居の場合は、全く持って受け入れがたい人物にならなければならない。

戻った父親を罵倒する長男の気持ちが痛いほど良くわかる。
「そりゃ、もっともだよね。」と思う。
役とは言え、耳が痛い!!
稽古の間中罵倒され続けて、辛くて涙が出てくる。
(いや、私が罵倒されている訳じゃないんだけどさ。)
短い芝居なのに一回通すと本当に疲れる。
罵倒するほうも、される方も体力が必要だ。

要するに実生活では、罵倒されたりしたりする事が無いようにした方が、
無駄に疲れなくて済むということだなー。

歌なら長くても5分間集中して役を演じれば良い。
でも、芝居はずっと同じ人として集中し続けて、
一貫性を持っていなければならない。←ここが私に向いていないと感じる点

悩む私に多くの言葉でアドバイスをくれる共演者のみんな、
本当にありがとう。

こんな立派なチラシまで・・・・やめてくれー。父帰る・・・






怒涛の週末からの怒涛の一週間。
怒涛の週末が終わった。
土曜日は錦糸町アーリーバードさんでの月例ライブ。
よりによって乗っている電車が人を撥ねてしまい、
足止めされること1時間半。
(自殺目的で線路に人が立っていたらしい。すぐに電車を降ろされて、
コンコースで待つように言われた段階で、死んでしまった事はわかったが、
遺体が物々しく運ばれて行くのを見るのは辛いものがある。)
当然、一回目のステージには間に合わず、
ピアニストの斎藤美香りんオンステージとなってしまった。
急遽、美香りんとマスターが打ち合わせ。
美香りんとマスターが打ち合わせ

マスターもサックスで応援して下さり、感謝、感謝。
マスターも援護射撃

どんな時でも何とかしてくれるだろうという安心感はありがたい。
私はなんか変なテンションになってしまいつつ、与作。(笑)
変なテンションになってしまった・・・


翌日曜日は、週末に迫ったお芝居の自主稽古に参加。
戸惑っていた部分にご意見をいただき、かなり楽に。
生まれてこのかた、お父さんにはなったことがないので、
気持ちが想像もできないしさ。

お稽古を途中で抜けさせてもらい、続いては「昔のテレビ局」のパイロット版撮影に合流。
テレビ番組の収録なのに、初対面の宮本一さんの伴奏でぶっつけ本番という、
何ともスリリングな撮影になった。
一発でOK。

MCを務める藤田弓子さんと楽屋が一緒だったので、
「幼獣マメシバ」が大好きで何度も見た話をしたことから、
お互いの犬話へと・・・。
本当に気さくな方で、愛犬4匹の写真を見ていただき、
弓子さんの愛犬のブルドックの話を聞かせてもらった。

疲れた身体に熱燗が染み渡り、生きてるって疲れるけど楽しいから、
やっぱり元気でいなくちゃ・・・としみじみ。

さて、今週は芝居の自主稽古に本番とまたもや怒涛の一週間になる。
花粉症だなんて言っていられない!
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