歌手「夏川 玲」の日常を、気取らず気ままに書き綴った日記です。

悲しい知らせ
可愛がって下さっている詩人の狩野敏也先生が、
ここのところ入退院を繰り返している。
回復して自宅に戻ると、また調子を崩してしまうとか。
高齢なので本当に心配だ。
隣駅まで行く用事が有ったので、お顔を拝見しに行った。
病室で俳句や詩の審査員の仕事や、執筆活動は続けているという。
思っていた以上にお元気そうで何よりだ。

私のライブで大声で歌ったり野次ったり(良い意味で)してくれる、
ある意味有名人?のHさん(多分、多くの方が「あの人ね!」と思ってくれるだろう。)も、
体調を崩して手術をしたと聞いた。
私と、狩野先生、Hさんとはマージャン友達でもある。

Hさんが国士無双を東で振り込んでくれたことがあった。
半年後、私が同じ東でHさんの国士無双に振り込んだっけ・・・。
とにかく、池袋ライオンで知り合ってから、
数十年もの長きに渡り、お酒天国を愛してくれるお客さんとして、
マージャン友達として、飲み友達としてお付き合いが続いて来た。

狩野先生が、
「もうすぐ退院だから、早速マージャンでもと思ってHさんに電話をしているが繋がらない。
どうしているのか。」と心配している。
まぁ、もし万一の事があれば、ライオン連絡網で必ず知らせが来るだろうし、
私が知っているのは、術後の経過が良いので体調も良く、
「10日間の禁酒が辛い。」と笑っていたというところまでだ。

大丈夫だろうとは思ったが、念のためHさんの親友の山ちゃんにその場で電話をした。
(Hさんは携帯を持っていないのだ。)
山ちゃんも「息子から何も言って来ないし、大丈夫だろう。」との事。
安心してその旨を狩野先生に伝え、
「次のマージャンでは病み上がりのお二人を木っ端微塵にしますよ!」などと軽口を叩いていたら、
山ちゃんから折り返しの電話が。

山ちゃんが、言葉を選んでいるのがわかる。
実は、これまで私が山ちゃんに誰かの安否確認の電話をすると、
ろくな事が無いんだ。
だから嫌な予感がして息子さんに確認の電話を入れたと言う。

Hさんは既に亡くなっていた。
息子さんいわく、
病院から「定期健診の日にお父さんが現れない。」と連絡があり、
家に様子を見に行くと、既に亡くなっていたという。
遺体の状態が酷く、本人と確認が出来ないために、
遺体は今も警察にあり、息子さんとDNA鑑定をして、
本人だと確定する作業中だとか。
亡くなったのは4月の中旬らしい。

こんな事って・・・・。
山ちゃんはいつも言ってたんだ。
皆年を取ってきているから、電話をしたり誘い出したりするのは、
生存確認みたいなもんだって。
狩野先生もマージャンの誘いとして生存確認していたのに。
ちゃんと皆が気にかけていたのに。

余りにも長く深い付き合いで、私をからかう声がはっきりと蘇る。
マージャンの時にはやたらぼやいて、うるさくて気が散ったもんだ。
二人揃って負けて、自棄酒を飲みに行った事もあった。
明るくて調子が良くて、お酒天国の時にトカゲの入ったお酒の空瓶を持ち帰り、
適当な焼酎を入れて、飲み屋の女の子を騙して飲ませたと大笑いしていたっけ。
96度のスピリタスを会場に持ち込み、散々飲んで泥酔した挙句に私に電話を掛けてきて、
「今年のお酒天国は最低だった!!!」と文句を言ったくせに、
数日後に会ったら、「あんなに面白かったのに、俺がそんな事を言うわけが無い!
電話を掛けた記憶も無い!」とか言いやがった。

思い出が有り過ぎる。
今頃、先に行った清史、藤田先生、椎野さん・・・・皆と再会して飲んでるかな。
私もいずれ行くからさ、それまで楽しくやっててよ。
またマージャンやろうね。

合掌。
心からご冥福をお祈り致します。




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