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歌手「夏川 玲」の日常を、気取らず気ままに書き綴った日記です。

ジャッキー18歳になる!(これまでの犬たちの徒然・超長文)
我が家の白プードル「ジャッキー」が18歳の誕生日を迎えた。
じゃっきー君♪


ジャッキーはここからやってきた。
山梨放棄犬プロジェクト

正直、プードルを引き取るつもりは全くなかった。
別に好きな犬種でもないし、信念として好きな犬種を飼うべきと思っているから。

***

子供の頃に飼っていた「コロ」は私の誕生日にこの世を去った。
今では思い出すこともあまり無いけれど、
私があの世に行ったら、ちゃんと私だって解ってくれるのかな?

***

今も15年以上前にこの世を去ってしまった、
愛犬明日香(シェットランドシープドッグ)の写真が目の前に飾ってある。
親友であり、娘であり、妹であった明日香に死なれた時には、
決して大袈裟な話では無く、「この先、どうやって生きてゆこう・・・。」と思ったほど、
ガックリ来てしまったのを思い出す。

珍しい病気で亡くなった明日香は、獣医からの申し出で、
死後に解剖することになった。

まだ可愛らしい子犬だった時に発症してしまい、
最初の獣医は、「情が移る前に死なせてしまったほうが良いですよ。」と言った。
たった数ヶ月かも知れないけれど、可愛い可愛い子犬と暮らしてしまったんだ、
もう、情は移っているに決まっている。

安楽死させた方が明日香のためなのか・・・と思い悩んだ時、
母は言った。
「お姉ちゃん、それは犬だから迷うんでしょう?
人間の子供だったら選択肢は無いのよ。」と。

明日香が真夜中に酷い下痢をしてしまい、
そういえば、24時間診てくれる獣医さんが有った・・・と駆け込んだ先の獣医に、
安楽死をさせるように言われた旨を告げると、
「お嬢ちゃん、こんなに頑張って生きてるんだ、
この先大変なことも有るだろうけれど、責任持って診るから、
生かしてやってくれや。」と言ってくれた。

小澤先生は治療費をずっと月賦にしてくれた。
子犬の時に安楽死させるように言われた明日香は、
小澤先生のお陰で12歳まで生きることが出来た。

小澤先生の申し出に、解剖を快諾したら、
「せめてものお礼に、この子の葬式を出させてくれ。」と言ってくれた。
煙をぼんやり眺めていたら、先生が言った。
「お嬢ちゃん、犬は金を出して買うもんじゃねぇ。
引き取るもんだ。お嬢ちゃんがどれほど犬を大切にしてくれるか知っているから、
いくらでも紹介してあげるよ。また暮らす気になったらいつでもおいで。」と。

その時は明日香を失った悲しみが強すぎて、次の子と暮らす事など考えられなかった・・・。

***

のに!?
数ヵ月後には、寂しくて寂しくて私には犬のいない暮らしは無いんだなと知った。
先生の言葉を思い出し、インターネットの里子探しに書き込んでみた。
「2歳くらいまでで、毛が真っ直ぐな、マズル(鼻)の長い犬種希望。
犬の飼育経験有り。懇意の獣医も有り。女の子希望。」

いや、もう、驚くくらいの応募が有った。
その中で、「航空運賃を振り込んで下さるなら、すぐにパピヨンの♀2歳を差し上げます。
変わった性格なので、ブリーダーでの集団生活に馴染めません。家庭犬としてなら、
可愛いと思います。」
それを読んだ瞬間に心が決まった。
顔も見ていないけれど、詐欺かも知れないけれど、運命感じるからおいで。

5000円を振り込んだら、
「○月○日○時に貨物として届きますので、羽田の貨物受け取り窓口に行ってください。」
との事で、行ってみたら荷物の中で揺れている籠(出せ~!ともがいていた。)がある。
「あ・・・、多分それです・・・。」と受け取った。

籠を開けてご対面。
ひょっこり顔を出したのは、狸のような顔をした小柄なパピヨンだった。
訳がわからずキョロキョロするキキ(前の飼い主が付けた。)に、
「今日から私がお母さんだよ。」と抱きしめた。

しかし、キキは聞きしに勝る変わり者だった。
他の犬は一切受け付けず、でも凛としていた。

***

山梨放棄犬プロジェクトで、一時預かりを募集していた。
パピヨンの茶太郎君を預かる約束になったのだが、
直前になって茶太郎君は気に入った人が連れて帰ったので、
プードルをお願いできないかと言われた。

プードル・・・・「トリミングにお金がかかるし、
興味ないです。」・・・と答えたら、
「一時預かりですから、取りあえずお願いします。」と言われてしまい、
気難しいキキが受け入れたら預かると伝え、12月3日に会いに行くことになった。

「この子です。」
可愛らしいプードルを想像していた私は思わず絶句。
吠えすぎて声はかすれ、狭いケージにたえず頭を擦り付けながら左右に動くことで、
頭の毛が擦り切れ、大量の血を流している汚い犬だった。
「キキと仲良く出来そうなら預かります。」と伝えてあったので、
汚いプードルと対面させた瞬間に、キキがまるで労わるように寄り添って、
仲良く身体を寄せ合ったのを見たスタッフから大きな拍手が沸き起こった。

で、その汚いプードルが我が家に来ることになった。
「ダイヤという名前でしたが、これまでの悲しい人生を忘れさせる、
素敵な名前を付けて下さい。」と言われ、
シャンソンのレパートリーから、「ジャッキー」と名付ける事にした。

3歳だったジャッキー。
「これから、10年は一緒にいられるよ。必ず幸せにしてあげるからね。」と、
汚いプードルを引き取って、早15年。
よっぽど私との暮らしが快適なんだね。

***

キキは結局ジャッキー以外の犬とは一切仲良く出来なかった。

***

キキが12歳でこの世を去り、ジャッキーは寂しさで毎晩酷い夜鳴きをするようになった。
うるさくてどうにもならんので、お友達を探すことにした。
ジャッキーは他の子が全部大好きなので、
里親探しサイトで良さそうな子がいないか探していると、
子供を産み終わったパピヨンのメスを引き取らないかという話があり、
連絡を取ってその子に会いに行った。

でも、そこに居たんだ。
亡くなったキキにそっくりな顔をした、
気難しそうなパピヨンの女の子が。
売れ残ってしまい、繁殖業者に引き渡される寸前の9ヶ月の女の子が。

迷わず、その子に決めた。
「え?この子で良いんですか?」と不思議がられたが、
この子じゃなきゃ駄目だったんだ。
クッキーが来てくれた日から、ジャッキーの夜鳴きはピタリと止んだ。

***

そのクッキーがもうすぐ7歳。

***

ジャッキーは、目は見えていない、耳も聞こえていない・・が、
おなかが空いたら催促し、元気に食べて良いウンチをしている。

こうなったら、二十歳を目指すか・・・ねぇ、ジャッキー。
何だかもー、生きているだけで有り難いような気がするよ。
この際だから、好きなだけ生きていれば良いよ。
面倒みるから。








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ジャッキーくん18歳おめでとう!
同じ釜の飯を食った?サラ爺も今月で20歳になります。
耳はもうほとんど聞こえてないけど、同居犬のシェリーが吠えるのは聞こえるようです。
目は・・・かろうじて見えてるかな・・・
お散歩も時々よろけながらも行きたがる日は行く、という感じで・・・
もうちょっとで目指せハタチ!の目標達成です。
ジャッキーくんも、後に続くんだぁ~~(^_-)-☆
mimisala | URL | 2016/09/02/Fri 16:16 [編集]
負けないぞ!!!
ご無沙汰してます!!

サラっちが生きていてくれているのが、
私の心の支えになっているような気がします。

ジャッキーも、同居犬が吠えるのだけはわかるようで、
他の子達が吠えると、一緒になって吠えています。
目は全然見えて居ない様です。

そういえば、今月が誕生日でしたよね。
二十歳かぁ・・・。
何か感動します。

負けずに頑張って欲しいです。

玲♪ | URL | 2016/09/05/Mon 11:56 [編集]
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