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歌手「夏川 玲」の日常を、気取らず気ままに書き綴った日記です。

やっぱり譜面は手書きだよな。
もうずいぶん前から譜面を手書きしなくなった。
以前は名前の入った五線紙を書きやすいレイアウトで注文して使っていた。
残っていた名前入りの五線紙も手書きをする生徒さんに差し上げてしまった。

PCで作った楽譜は味気ないと言えば、味気ないのだが、
汚してしまった時や、紛失してしまった時にダメージが少ない。
しかしだ・・・ピアニストさんは全員口をそろえて、
「手書きの方が見やすい。」という。
今回、一人パリ祭のために古い楽譜を出してみたら、
歌った覚えの無い手書きの楽譜が山のように出来てきた。

手書きの楽譜を見ると、自分が当時どれほど一生懸命だったかよくわかるんだ。
私が最後に手書きした楽譜は、Fさんにお渡しした物だが、
その楽譜で伴奏するたびに、
「我ながら綺麗に書けた楽譜だ。」と感心する。(笑)

私が使っていた写譜ペンは、ロットリングのアートペンだ。
カリグラフィー用の1,5ミリを使っていた。
ボディーのロゴはすり減ってほとんど見えなくなり、
ペン先も削れて斜めになってしまい、2本目を新調した。
新調して間もなく、私は手書きをやめてしまった。

新調した方のペンはいつも手元にあるのだが、
すり減るほど使ったペンはどこに行ったのか、
捨てた記憶は無いが、すっかり存在を忘れてしまっていた。

今回、楽譜を取り出してみたら、
使われていない五線紙数枚と一緒に、すり減ったペンが出てきた。
綺麗な袋に入れられていた。
なんのつもりで袋に入れて本棚に立てておいたのか、
当時の私に訊いてみたいもんだ。

時折、ボロボロになってしまった手書きの譜面を、
PCの楽譜に作り直すことがある。
私はこのソフトに関しては、バージョンアップを4回も経て、
かなりの上級者だと自負している。
でも、手書きなら伝えられる微妙なことが、
どんなに使いこなしていても書ききれないんだ。
近い線までは行くけれど、微妙に、微妙に違うんだよな・・・。

他の人に書いてあげる譜面と、企画もので一回しか歌わない曲はPCにして、
自分がこれから先長く歌いたいと思って書く譜面に限っては、
手書きに戻そうか思案中。
先ずは、まだ生きているのかどうか、2本のペンの手入れだな。
きっとドイツのペンは、そんなにやわじゃ無いよな、
すぐに復活するだろうな。

問題はもう何年も書いていない状態で、
いきなりまた書けるのかという話だ。
しょうがない、今からとりあえずインクを買って来るかー。

と、言いつつ
これと言って書きたい曲が無いんだけどね。




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